十段戦
 

 

1962年創設。前身は早碁名人戦。産経新聞社主催。挑戦者は16名から成るトーナメント戦によって選ばれるが、この棋戦の特徴として敗者復活戦がある。一度敗退した者は敗者組トーナメントに回り、その優勝者が本戦トーナメントの勝ち抜き者と対戦して挑戦者を決定する。挑戦者はタイトル保持者と五番勝負を行い、優勝者を決める。本戦トーナメントで2勝以上した8名は次期にシードされ、予選勝ち抜きの8名とともに挑戦者決定トーナメントを戦う。

十段を5連覇、または通算10期以上獲得した棋士は、60歳以降に名誉十段を名乗る権利を得る。ただ現在のところ4連覇(加藤正夫・王立誠)、通算7期(加藤正夫)が最高で、名誉十段の資格保持者は出ていない。

 

歴代十段

  1. 1962 橋本宇太郎 3-1 半田道玄 1 2 3 4
  2. 1963 半田道玄 3-1 橋本宇太郎 1 2 3 4
  3. 1964 藤沢朋斎 3-2 半田道玄 1 2 3 4 5
  4. 1965 高川格 3-1 藤沢朋斎 1 2 3 4
  5. 1966 坂田栄男 3-1 高川格 1 2 3 4
  6. 1967 坂田栄男 3-2 藤沢朋斎 1 2 3 4 5
  7. 1968 坂田栄男 3-1 藤沢秀行 1 2 3 4
  8. 1969 大竹英雄 3-0 坂田栄男 1 2 3 
  9. 1971 橋本宇太郎3-2大竹英雄 1 2 3 4 5
  10. 1972 坂田栄男3-2橋本宇太郎 1 2 3 4 5
  11. 1973 坂田栄男 3-0 高木祥一 1 2 3 
  12. 1974 橋本昌二 3-1 坂田栄男 1 2 3 4
  13. 1975 林海峰 3-0 橋本昌二 1 2 3 
  14. 1976 加藤正夫 3-2 林海峰 1 2 3 4 5
  15. 1977 加藤正夫 3-0 坂田栄男 1 2 3 
  16. 1978 加藤正夫 3-1 林海峰 1 2 3 4
  17. 1979 加藤正夫 3-1 橋本昌二 1 2 3 4
  18. 1980 大竹英雄 3-0 加藤正夫 1 2 3
  19. 1981 大竹英雄 3-2 橋本昌二 1 2 3 4 5
  20. 1982 趙治勲 3-1 大竹英雄 1 2 3 4
  21. 1983 加藤正夫 3-2 趙治勲 1 2 3 4 5
  22. 1984 小林光一 3-2 加藤正夫 1 2 3 4 5
  23. 1985 小林光一 3-0 大竹英雄 1 2 3
  24. 1986 小林光一 3-0 武宮正樹 1 2 3
  25. 1987 加藤正夫 3-1 小林光一 1 2 3 4
  26. 1988 趙治勲 3-2 加藤正夫 1 2 3 4 5
  27. 1989 趙治勲 3-0 林海峰 1 2 3
  28. 1990 武宮正樹 3-2 趙治勲 1 2 3 4 5
  29. 1991 武宮正樹 3-2 趙治勲 1 2 3 4 5
  30. 1992 武宮正樹 3-1 小林光一 1 2 3 4
  31. 1993 大竹英雄 3-1 武宮正樹 1 2 3 4
  32. 1994 大竹英雄 3-2 小林光一 1 2 3 4 5
  33. 1995 依田紀基 3-0 大竹英雄 1 2 3
  34. 1996 依田紀基 3-1 王立誠 1 2 3 4
  35. 1997 加藤正夫 3-2 依田紀基 1 2 3 4 5
  36. 1998 彦坂直人 3-2 加藤正夫 1 2 3 4 5
  37. 1999 小林光一 3-0 彦坂直人 1 2 3
  38. 2000 小林光一 3-0 中野寛也 1 2 3
  39. 2001 王立誠 3-2 小林光一 1 2 3 4 5
  40. 2002 王立誠 3-2 武宮正樹 1 2 3 4 5
  41. 2003 王立誠 3-2 高尾紳路
  42. 2004 王立誠 3-1 張栩 1 2 3 4
  43. 2005 趙治勲 3-2 王立誠 1 2 3 4
  44. 2006 趙治勲 3-1 山下敬吾
  45. 2007 趙治勲 3-2 山下敬吾
  46. 2008 高尾紳路‎ 3-0 趙治勲
  47. 2009 張栩 3-1 高尾紳路‎

 武宮正樹




 王立誠



予選A

  • 東京予選
    •  予選B・C勝ち上がり26名、シード棋士によるトーナメント。
  • 関西・中部予選
    •  予選B・C勝ち上がり10名、シード棋士によるトーナメント。

最終予選

  • 東京と中部・関西の予選Aの勝ち上がり18名(東京13名、関西・中部5名)、シード棋士14名によるトーナメントによって本選出場者8名を決める。

本選トーナメント

  • 最終予選勝ちあがり8名、前期ベスト4、敗者復活2回戦勝者4名の計16名による2敗失格制トーナメント。優勝者が十段位との5番勝負を行う。